講義レポート
第6期11月 第7回惠美初彦先生による特別講義『来果探求局面』
今回は6期生の小松有希が講義の内容をレポートいたします。
今回のテーマは「5年後の目標」です。前回の講義「理念設定局面」で設定した理念を実現するための今後5年間の目標について発表しました。
前回のテーマに改めて向き合いそこから目標を導く者、複雑だった内容をよりシンプルにとらえ直す者とそれぞれが課題に真摯に向き合い、発表も熱のこもったものとなりました。
メンバー同士の目標が近しいものもあり、一緒に何かやれそう!と盛り上がったり、ビジネスになりそう!との意見が挙がったりと今後進展が見られそうな内容も多くありました。また、5年間の計画を考えている間ずっとワクワクしていたと目を輝かせながら発表するメンバーもいました。
また、出る杭は打たれるからリーダーを目指したくないと公言していたメンバーが、後輩の地位向上のためにもリーダーを目指すと発言していたことに胸が熱くなりました。男性中心の組織の中で女性が上を目指すことはいまだにハードルの高いことだと思います。その中で上を目指す覚悟を決めた彼女の勇気に刺激をもらいました。会社員や組織の一員として参加する者も多い6期生ですが、会社や組織での立場を上げ、より高い視点で会社ひいては社会に貢献したいと心構えが変化しているように思います。
ATAに参加し、講義に真剣に取り組むことで人生が速度を上げて進んでいること、また設定した理念が利己だけでなく他者貢献を含めた内容であることに希望を感じ意欲が湧いています。
惠美先生の志探求プログラムの後半戦では、徹底的に自己に向き合うことや自分の内なる声に耳を傾けることが要求されます。これまでの自分を振り返るとキャリアや生き方においても自分自身を置き去りにして周囲の情報に流されたり、ネットを検索して答えを外に求めたりして迷いが生じていました。ここにきて、迷いはありながらも芯が定まってきたように思うのは、自分に徹底的に向き合うという作業のおかげだと感じています。
次回はいよいよ最終回。7回の講義の総仕上げです。自分自身と向き合いその中から生まれる言葉を大切にしたいと思います。それぞれ背景の違う15人が互いを認め合い、受容し合う空間だからこそ、緊張感の中にも温かな空気が流れていて私はこの空間が大好きです。
共に課題に向き合える仲間と人生に向き合う機会をくださった照子先生、惠美先生に感謝申し上げます。
小松 有希