講義レポート
第7期12月 惠美初彦先生による第8回目講義『立志式』
4月から取り組んできた立志教育プログラムも、いよいよ最終回を迎えました。
その様子を、7期生瀬戸ゆかりがお伝えします。
「自分の人生の理念」
「生きる意味とは?」
8ヶ月かけてこれらの壮大なテーマに向き合ってきた私たちですが、その集大成として【これから5年間の実行計画=立志録】を1人ずつ発表しました。
これまでの講義の課題は、コの字型に並べた机の自分の席での発表でしたが、この立志式だけは皆の前に座っての発表で、緊張感が漂っていました。

私たち7期生の決意表明の一部をご紹介します。
・より自分の理念を実行できる会社に転職する!
・海外の博士課程に進学する!
・理科教員として南極に行く!
・法人を設立する!
・出版して10万部達成する!
・毎日残業が当たり前の状況から働き方を改善する!
・MBAを取得する!
・不妊治療をする!
・税理士試験に合格する!
どうでしょうか、読んでいるだけでワクワクしませんか?
感覚、意志、想い、これらを改めて「言葉」にすることで理念が明確になり、それをなんとしても叶えようという強い意識が皆の中に生まれたのを感じました。
一方で「覚悟を決める」というのは、同時に不安や恐怖を伴います。大きな志を掲げるのは、とても勇気のいることです。自分の考えや想いを語りながら、思わず涙ぐむシーンも多々見られましたが、全員が一人一人の発表をあたたかく見守る姿が印象的でした。
私たちはそれぞれ、多様なバックグラウンドを持っています。
フルタイム会社員、本業副業両立型、個人事業主、
独身、DINKS、ワーキングマザー、、、
それぞれ違う人生を歩みながらも、これまで感じてきた違和感、転機、女性としての挫折、それらがこのアマテラスアカデミアへの興味に繋がり、「なんのための人生か」という理念に向き合う原動力となってきました。
2025年は、なんと言っても日本初の女性総理大臣誕生という歴史的な出来事がありました。これは私たち女性にとって明るいニュースであり、この時代の変化に希望を見出している方も多いのではないでしょうか。
そして、その高市さんが尊敬しているというサッチャーの逸話を、惠美先生が総括の中でご紹介くださいました。

・自分の信念を国民にぶつける、それでダメなら潔く退けばいい
・理念、信念を120%明確にする
・いつ死んでも本望
・理念こそが国の活力になるのである
人生山あり谷あり、順調な時ばかりではありません。
中には、この7期の期間中に退職を決めたり、妊娠したりと、ライフステージの変化が訪れたメンバーもいました。
変化で自分の軸が揺らぎそうになった時、不安を感じた時にこそ、この立志録が自分の初心を思い出させ、また一歩前に進もうという力をくれるのではと思っています。
講義は最終回を迎えましたが、ここからがまた新たなスタートです!
この1年間で、7期生の横の繋がりは非常に強固なものになりました。
早速、1月に新年会をしようという動きも出ています笑
そして、アマテラスアカデミアにはさらに縦の繋がりもあります。
「女性リーダーを150人育成する」という照子先生の想いを受け止めて、それぞれの立志録を実現させ、世の中を照らす光となりたいと思います。
光を灯すにあたり、私自身勇気づけられた一冊「幸せになる勇気」(岸見一郎、古賀史健著)からの引用を、最後にお届けします。
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はじめるのはあなたです。
理解者がいなくとも、賛同者がいなくとも、まずはあなたが松明に火を灯し、勇気を、尊敬を、示さなければなりません。
その松明で明るくなるのは、せいぜい半径数メートルでしょう。誰もいない、ひとりきりの夜道に思えるでしょう。
しかし、あなたの掲げた火は、何百メートルも離れた誰かの目に届きます。あそこに人がいる、あそこに明かりがある、あそこに行けば道がある、と。
やがてあなたのまわりには、何十何百という明かりが集います。その明かりに照らされるのは、何十何百という仲間たちなのです。
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素晴らしいプログラムに参加させていただいたことに、心から感謝しています。ありがとうございました!
瀬戸ゆかり









