講義レポート
第4期9月 惠美初彦先生による第5回目講義『能力探求の回』
8月は講義がお休みのため、2か月ぶりのアマテラスアカデミアの講義となります。
今回の講義のテーマは『能力探求』です。各自、五点要録に基づく自分の強みを発表します。
発表にあたり、7月の講義の終わりに五点要録の方法を惠美先生よりご指導いただき、各自この2か月にわたり、内省してきました。答えは自分の中にあり、ひたすら自分の井戸を掘り進めます。
今回の課題は、人に聞いてはいけません。ひたすら自分と向き合います。
とはいっても一人で考えていても苦しいので、私たちの期もZOOMで各自の内省方法を共有したり、互いの状況を話し合ったりしました。
アマテラスアカデミアは1期15人いますが、様々な職種から集まっていることもあり、内省のアプローチも様々!
過去の講義を総括しながら強みをまとめる方法、自分の弱みから置き換える方法、過去の経験からまとめる方法、人からこれまでにもらった言葉からまとめる方法、性格診断テストから糸口をつかむ方法など。また進捗状況も様々で、まとめきれていなかったり、まとめきったけどなんだか違うと感じてやりなおしていたり。
一人ひとり、本当に考えに考え抜いた2か月間でした。
私に関しては、この2か月の間にアマテラスアカデミアのサマーパーティーの企画や山梨合宿への参加があり、普段と異なる空間に身を置いたことで、自分に対する気付きを得たことも課題への糸口となりました。
そして迎えた講義の日。
15人それぞれ自分の強みを発表します。15人15通り、自分の強みを表現する最適な「主文」(惠美先生の「五点要録」という内省方法における、テーマに対する最も重要な事項を表現した短文)を作り上げてきました。
自分も向き合ったからこそ、その大変さがわかるもの。それぞれが絞り出して整えたこの「主文」を作り出すまでの背景や思いを想像すると、15通りの主文がとてもキラキラ輝いて見えます。
アマテラスアカデミアでの講義も半分が経過し、4期生の仲が深まり、今までの発表からもその人となりを知っているからこそ、各自が発表する「自身の強み」がみんなの活動の土台となっていることを強く感じました。
客観ではなく主観で作り出す自分の強み。
「この強みにフォーカスしてコツコツ歩みを進めていけば、ものすごいことになっていく」
そう惠美先生はおっしゃいます。
次回は今回の強みも踏まえて、何のための人生でありたいかを探求していきます。
まだまだ内省の日々は続きます。
ATA4期 野口加菜
野口 加菜
公認会計士