講義レポート

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講義日:2024年12月4日(水)

第6期12月 小林照子先生による特別講義

いよいよ6期生にとって最後の特別講義となりました。

ATA6期の中丸がご報告いたします。

立志式を終え、どことなく充実した表情の私たちに、照子先生が優しく語りかけてくださいました。

<地味な印象から、個性が立ってきた>

会社員のほか、公認会計士、司法書士、医師、看護師、教師、大学職員など、堅実な職業のメンバーが多い私たち6期生。初めての講義の日は、示し合わせたわけでもないのに、モノトーン系統のきちんとした服装で集合しました。そんな私たちに対する照子先生の第一印象は、「地味」だったそうです。

ですが、回を重ねるごとにそれぞれの個性が見えてきたとのこと。一見地味な私たちの中にも、「人を引っ張るタイプ」「陰から支えるタイプ」「アイデアを出すタイプ」など、さまざまなタイプがおり、チームとしてバランスが良いと評価してくださいました。

また、利他の心が強いことも特徴だと言ってくださいました。

立志式では全員が違った志を発表しましたが、「自分の経験や得意なことを活かして、困っている人や弱い立場の人の手助けをしたい」「世界をより良くしたい」という思いが共通していました。方法は違っても、目指している方向は同じ。今後も6期生のつながりを大切に、切磋琢磨していきたいと思います。

<美意識を持つ=自分を愛する>

そんな「人のために」という意識が強い私たちに、照子先生がくださったメッセージ。それは、自分を愛することの大切さです。

「自分を愛することは、他人を愛する練習」

「まず自分自身を満たしてから、他者への貢献をした方が効果的」

「自分を大切にする」という言葉はよく耳にします。簡単なことのように聞こえますが、真面目で、つい自分を後回しにしてしまいがちな私たちにとって、案外難しいことなのかもしれません。

私自身、「周りに迷惑をかけてしまうから…」と、自分をボロボロにすり減らしながら仕事をしたこともありました。ですが、後から振り返ると、若手の人に「ここまでしないといけないのか」と思わせてしまったかもしれないな…。とか、無理を重ねて倒れてしまったら元も子もないな…。と反省しきり。長い目で見ると、実は無理をした方がよっぽど「周りに迷惑」なのですよね。

世代的にも、仕事も家庭も忙しくなり、自分の時間を取ることが難しくなる時期です。

「他人を愛する練習」と言い聞かせながら、自分の心や身体の声に耳を傾け、ムシ活や美容で自分を労ってあげようと思います。

照子先生は、志を立てた私たちに、「メイクの力で、なりたい自分の外見になってしまえば、望む未来へ連れて行ってくれる」というアドバイスもくださいました。言動や行動と一致する外見だと、周りが信用してそのように扱ってくれるので、現実になりやすいとのこと。

地味で無難な服装・メイクが多い私たちでしたが、立てた志から逆算して外見を作っていこうと決意しました。

4月に初めて顔を合わせた私たち。月に1度、全8回という限られた時間の中でしたが、仕事への情熱、生い立ち、悩みなどを共有することで、まるで学生時代からの友人同士のような関係を築くことができました。

今後も定期的に集まり、志達成に向けて高め合っていきたいと思います。

いつでも華やかな笑顔で励ましてくださった照子先生、自分自身への向き合い方を教えてくださった惠美先生、特別講師の皆様、フロムハンドのスタッフ様、事務局の皆様と先輩方に心よりお礼申し上げます。

ATAに興味を持ってくださった方がいらっしゃいましたら、HPの「最新情報」をご覧ください。7期の募集要項が公開されています!

寄稿日:2024年12月28日
リポーター

中丸 ともえ