講義レポート
第5期7月 惠美初彦先生による第4回目講義『進路動機を振り返る』
皆さん初めまして。ATA5期生の吉田ゆきみです。
惠美初彦先生の第4回講義のレポートを担当します。
第3回までの講義では、自己の性格を分析し、先人の志を学び、成人要目(成熟した人間にとって必要なことは何か)について学んできました。
今回からはいよいよ、自己の「志」、「目標」の設定に向けて、自分の過去の振り返りや強みなどの内省を通して自分自身を深めていく講義が始まります。
第4回の講義では、
「進学から就職、現在に至るまでの進路を決定した『動機』について3分で語る」
という宿題が出ていました。
メンバーそれぞれの幼少期から現在に至るまで、転機になった出来事や、その道を選んだ理由などを中心に聞き合いました。
子どもの頃の体験や家庭環境が今の仕事に繋がっている人、留学先での経験が転機になった人、過去の失敗や挫折をバネに努力してきた人、母親や祖父母など家族の影響を強く受けてきた人など、皆さまざまな人生を歩んできたことが分かりました。3分という短い時間でしたが、今のメンバーを形成する土台の部分を知れたことで、お互いの理解もさらに深まり、後半の講義(悩みの共有)にも繋がる発表になりました。
この宿題を通して過去を振り返り、これまでの人生の転機を言語化したことで、自分自身の考え方や今の職業を選んだきっかけを改めて見つめ直すことができました。
内省を重ねることで、自分自身を理解し始めていると感じています。
”大切なのは、祖先から受け継いだものを自分の代で大きくして下の世代に繋いでいくこと”
惠美先生からは講義の終わりに、「私達の今は、私達の祖先が残してくれた結果であり、今皆さんがやっていることも自分のためだけではなく、次世代の子どもたち、子孫のために行っていることである。」というお話がありました。
自分の代ですべてを完結させようとしなくて良い、ということも踏まえて、これから自らの志について考えを深めていければと思います。
次回の講義では、自分の強みを深掘りして発表すること(自分の強みの五点要録の作成)が宿題となっています。
惠美先生からは、「すべての答えは自分の中にある」「自分の人生は自分が決める。主役は自分」という言葉もいただきました。内省を深めることで、どんな場面でもブレない、自分だけの軸を見出したいと思います。
ATA5期 吉田ゆきみ
エンタテインメント商社 PR/IR/サステナビリティ推進