
講義レポート

第7期10月 惠美初彦先生による第7回目講義

7期生の竹本奈央です。
10月13日に行われた6回目の講義では、「何のための人生でありたいか」と言うテーマで7期生全員が個別発表を行いました。
「何のために生まれて 何をして生きるのか」
この理念探求の課題が発表された時、「なんて重く、壮大で、日常とはかけ離れたテーマなんだ!」とプレッシャーに感じ、自分と向き合いたいがためにアマテラスアカデミアに自ら参加したにも関わらず、取りかかるのが億劫に感じたこともありました。
しかし、「現時点で考えていることでよい」「今後変更してもよい」と惠美先生にアドバイスをいただいたことで、身近なところにヒントがあることを知りました。また、前回2ヶ月間かけて自分と向き合い、強みを掘り下げた素地があったことも、大変役に立ちました。
また、多忙な同期とともになんとか時間をやりくりして、始業前の朝活にオンラインで、終業後には懇親会も兼ねて有志で集まって、課題に一緒に取り組む時間を設けました。
このおかげで、自分一人では行き詰まったり、凝り固まってしまう考えも、多様なメンバー独自の視点で掘り下げてもらったり、ほぐしてもらったり、別の角度から視野を広げてもらったりと、一人で取り組む以上に理念探求を深めることができました。
より深い思考のヒント「心象図」
惠美先生の提示くださった定型に当てはめて、氏名、主文「なんのための人生でありたいか」、そしてその主文を説明する心象図を全員が順番に発表しました。
心象図は作るのも難しく、しかもそれを口頭でわかりやすく説明できるのか不安でしたが、この心象図の説明があったからこそ、自分の考えを論理立てることができ、主文と心象図を行ったり来たりしながら整理することができました。また、発表を聞いている時も、心象図の説明があったからこそそれぞれの主文の背景をよりよく理解できたように思います。
15人の理念はそれぞれで、生活の延長上にあるもの、得意を伸ばしているもの、社会の変革への提言など、いろんな形で未来が描かれていました。
全員が発表するのに30分もかからず、こんな事態はアマテラスアカデミアが始まって以来初めてのことだったそう。これには照子先生も大変驚いていらっしゃいました。

「そうだうれしいんだ 生きるよろこび」
迅速な進行のおかげで、朝ドラでも話題のやなせたかし先生が伝えた「人生の二つの目的」についても惠美先生からお話を伺うことができました。
その二つの目的とは、社会貢献という全体目的と、自己実現という個体目的です。
今回発表した私たちの理念も、この2つに分類できるそうです。二つの比率は人それぞれであり、理念達成のために、自分自身の人生をどう使うかを考えてほしい、と激励いただきました。
人生の目的や理念は自身の成長に合わせてアップデートしていくもので、惠美先生ご自身も毎年誕生日に理念を見直されているとのことです。

アマテラスアカデミアでいただいたご縁
今回は、自分自身の人生の目的や、これからの未来について考えるチャンスだけでなく、多彩な同期とのつながりを強く意識できた回でした。
安心して自己開示でき、お互いに深く知り合い、支え合うことで、一人では困難な課題にも比較的サクサクと取り組むことができました。これは理念の実現にも共通していると感じます。自分の理念実現のため、そして私自身が同期の理念達成の一助となれるよう、引き続き、アマテラスアカデミアで切磋琢磨していきます。 次は、理念に基づき5年後の達成可能な目標を立てることに挑戦します!

竹本 奈央