講義レポート

いよいよ最終講義「立志式」のあとに、小林照子先生による特別講義がありました。

7期生の石井久美子がレポートいたします。

時代の変化　〜AIの台頭、そして風の時代〜

メンバー全員による、5ヵ年の実行計画発表がありました。

7期のメンバーは、仕事もプライベートのフェーズもバラバラで、20代から30代後半まで年齢も散らばっているため、5年後の見据え方も年代によって異なりました。

私たちの発表について、年代ごとの在り方や計画の立て方についてメッセージをいただきました。

「30代を本当にやり切った人は、自分のため以上に社会のため、国のためにという考えにいたっているのは、本当に力をつけたから」

「40代は自分を労わる年代に入るからこそ、30代のうちに自分のプロを完成させる」

30代は全力でやりきることの大切さを改めて実感しました。40代からの景色の見え方が違ってくるように感じました。

計画の立て方については、
「AIで簡単に何でもできる世界になっている。今ある資格が不要になるかもしれないから、何をすべきか見極めないといけない。そこを見誤ると、自分の人生をもったいない使い方にしてしまう」

30代のエネルギーある5年間を、AIに置き換わる可能性が高いところに時間を割いてしまわないように、“自分だからこそ”、“人間こそやるべきこと”を見極めて、プランを見直そうと思いました。

また、7期生の5年間の計画のフィードバックをいただき、時代の変化を感じました。今は、「風の時代」と言われ、身軽に軽やかに方向転換でき、そしてプライベートと上手く両立することに重きを置きがち。それも良い時代の変化ですが、若くエネルギーがある今だからこそ、志を達成するために加速させていくことも意識していきたいです。

今後の美容的な生き方

AIの発展により「これからより一層、感覚を大事にする時代になってくる」と本能としての喜びの価値が増していることも再認識しました。

医療やテクノロジーの発展は凄まじいですが、思春期や更年期、そして人生100年時代において、人の心に寄り添える美容の可能性についても先生からお話を伺いました。

自分の使命を見つけるだけではなく、「美容的な生き方」の知識や考え方を学べるのもアマテラスアカデミアの魅力です。先生から、その考えを家庭や次の世代に伝承してほしいという想いを伺いました。

90代の私にも夢がある

90代の今も、使命のために、世に残す商品開発について、照子先生の夢をお話してくださいました。夢を言葉にした翌日にチャンスに巡り会えた話まで伺いました。常に先の未来のことを考えていらっしゃる姿に驚きとともに心打たれました。照子先生の夢についても伺えると思っていなかったので、とても貴重で幸せな時間でした。

言葉にすることで、チャンスが降ってきたり、夢が叶ったりすると聞いたことがありますが、チャンスを受け取る準備を20代・30代のうちに、どれだけ行動できたのか、夢を周囲に伝えるのと同時に、行動する大切さを学び、心新たにしました。
照子先生をはじめ、7期生の夢や目標を語る姿から情熱が伝染し、体温が上がる空気に包まれ、とても美しくカッコ良かったです。

期を越えて連携していく

社会を変えるには、100人の力が必要。
照子先生の使命のもと集まった、若くて、素敵な個性あふれる100人の女性のパワー。

7期の講座は終了しましたが、これから社会に良い影響をもたらすためには、期を超えてタテ・ヨコ・ナナメの連携をより一層強固なものにしていきたい。

この4月からスタートし、1年も経たずして自分の使命や進むべき方向性が明確になるとは思っていませんでした。自分一人で行う内省だけで、使命を明確にするのは、困難だったと思います。

休日や仕事終わりに集まって課題に取り組んだり、相談し合える仲間の存在と、このような素晴らしい仲間と出会える環境をつくってくださった照子先生、惠美先生、特別講師の皆様、フロムハンドの皆様、事務局の皆様と先輩方に心よりお礼申し上げます。

今後は、100人の影響の輪を広げられる存在として、使命を全うするべく突き進みます。

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