講義レポート

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講義日:2019年5月15日

第1期5月 志探求・特別講義プログラム

講義①「先人の志を学ぶ」
時間:19:00~20:10
講師:惠美 和彦 氏

和談形式にて、事前に資料「志の研究(二宮尊徳・坂本龍馬・恩田杢・西郷隆盛・上杉鷹山を読み、その感想を2分ずつ発表。それぞれの気付きを共有することで多様な考え方を知ることができました。特に多くのメンバーが心を打たれたのは恩田杢の生き方。歴史的人物の生き方から学べることが非常に多いことに改めて気づかされました。講師からは各々の考えや迷いに対し、下記を中心としたフィードバックを頂きました。

  • 熱意は欲と志から生まれる
  • 夢(個のため)と志(相手・社会のため)の違い
  • これというものが見つかったら何歳でも始められる。続きは次の人がやってくれる
  • 志(初心)が積み上がり、使命になって、死ぬ頃に天命に気づく
  • 過去を全部良かったものとして受け入れることで、使命ができる
  • 誰に会ってどういう質問をすれば、将棋倒しの一手目が見つかるかを考える。
  • それぞれに天命は与えられるので比較せず内製する。各々役割が有る=適材適所。そして自分を適所に引き上げてもらうことが大切。任せられたら、受け入れる
  • 日本型リーダーシップ(全方位総互恵)」や「積小為大」の大切さ
  • やりたいことと求められることが一致している状態が最も幸せである

これらを通じ、各々がこれからどんな志を立て、向き合っていくべきか、たくさんのヒントをいただくことができました。

講義②特別講演
時間:20:15~21:50(含むQ&Aセッション)
講演者:フューチャー株式会社 

代表取締役会長兼社長グループCEO 

金丸恭文 氏
講演テーマ:Challenge to Innovation

金丸講師のバッググラウンド、フューチャー株式会社のあゆみ、事業内容の紹介を通じ、日本社会の問題を解決するためにどのような思考で働いているか、今後の企業経営や、リーダーはどうあるべきかを中心にお話を伺いました。
現在の変化の激しい時代においては、最先端の技術とエビデンス(科学的根拠)を最大活用することにより、様々な分野での企業経営で差をつけることができる、そしてそれをフューチャー株式会社の具体的な事業、成功事例を基にご説明を頂きました。
これからの企業経営というテーマでは、誰よりも早く実行し、また能力の高い人こそが挑戦してイノベーションを起こすべき、という前向きな考え方をお伺いしました。また、リスクを最大化していき大きなリターンを得るには、若い頃からの失敗と成功の蓄積が不可欠、小さな挑戦を足元から始め、経験を積んでいくことが重要であり、挑戦に対して評価をしていかなければ進化はできないということを知ることができました。
リーダーシップについては、社内カルチャー作りの大切さや難しさ、また何かトラブルが起きてしまったときや、厳しい環境下でこそ正しくリーダーシップを果たすことで求心力が増すなど、私たちがこれから組織でどんな行動をとっていくべきかを知りました。
これから自分たちが取り組んでいくべきことを具体的に講義いただき、視座を高め、視野を広げ、現代において「トラスト」を作るビジネスをどう創造していくことの重要性を、知ることができました。

終わりに、、、、

懇親会も任意で行いました。親睦を深めて楽しかったです!

 

 

 

寄稿日:2019年10月14日
リポーター

榎本奈々恵
えのもとななえ・1983年2月生まれ
金融機関にて法人営業に従事