講義レポート
第8期6月 野澤友宏先生による特別講義
こんにちは!アマテラスアカデミア8期生の玉川佐知です。
6月の特別講義は、ニューホライズンコレクティブ合同会社代表/元電通クリエイティブディレクターの野澤友宏先生から「真新しいアイデアを生み出す5次元的発想法」というテーマで、実践的な思考法を学びました。
<アイデアを妨げるものの正体とは…?>
まず教わったのは、アイデアを妨げる「ブロック」の正体についてです。私たちは「こうでしかない」という固定観念や思い込みを持っています。アイデア出しのブレーキをかけているのは、他ならぬ自分自身(顕在意識)であり、まずはその事実を認識することから始まりました。
では、どうすればそのブロックを外せるのか。鍵は「脳で考えない、体で考える」ことにあります。
野澤先生が大事なポイントとして挙げられたのは、アイデアを生み出す際の「姿勢」です。
スライドに映し出されたのは、有名なロダンの彫刻作品『考える人』。
肘をついて前屈みになるあの姿勢は、体が萎縮し脳への血流が滞るため、閃きを生み出すには適していないことがわかりました。
そこから体と思考を繋ぐための準備運動がスタートです。
「最高に良いアイデアが浮かんだ!」という未来の状態をイメージしながら体を動かし、声を出す。あっという間に教室は活気と笑顔に満ち、一体感が生まれていきました。
<とにかく書く!たくさん書く!>
いよいよアイデア出しの実践です。
「ペンを止めない」「アイデアが浮かばない時はその気持ちをそのまま書き出す」というルールのもと、教室中にペンを走らせる音が響きます(この時、字を書くスピードが一番速かったのは小林照子先生だったそうです!)。
さらにペアワークでは、どんなアイデアでもひとつ毎に「いーねー!」と大声で賞賛するルールが加わりました。
「いーねー!」という言葉にしっかりと感情をのせ、リアクションのレパートリーも楽しみながら行います。顕在意識が働く隙などない、まさにパーティー会場のような盛り上がり。
この熱量で生み出した記憶は、アイデアを形にする過程で壁にぶつかった時の支えになると感じました。

<自分じゃない、自分を楽しむこと>
後半はさらに思考を拡張するワークが続きます。
「相手の思考回路を辿り、再現性のあるルールを自分に取り入れる」「あえてあり得ない条件を付与したあと、現実に落とし込む」といった方法を体験し、思考が柔軟に解きほぐされていく感覚を味わいました。

野澤先生は「アイデアは自分自身から搾り出すものではない。
『自分じゃない、自分を楽しむこと』」と仰いました。
これまでアイデアを出す時間を「自分の才能のなさを突きつけられる苦悩の時間」と捉えてしまうこともあった私にとって、この言葉は大きな発見で、「自分という枠から離れることは、自分を失うことではない」という気付きにも繋がりました。
温度のないAIには生み出せない、人間同士の熱気と身体感覚。
アイデアを出すことの喜びを全身で味わうような贅沢な時間。
レポートでは書ききれないほどのエピソードが満載の、笑顔が溢れる講義でした。
玉川 佐知









