講義レポート
第8期9月 小林照子先生による特別講義
アマテラスアカデミア8期生の橋本奈美です。
楽しみにしていたこの9月の特別講義は、美容研究家でありメイクアップアーティースト、そしてアマテラスアカデミア代表理事の小林照子先生から「美容的な生き方」についてお話を伺いました。
私が「ATAで学びたい!」と思った理由のひとつでもあるこの言葉。
今回はデモンストレーションも交え、和気あいあいとした雰囲気のなかで学びを深めていきました。
<「美容的な生き方」のすすめ〜手から愛情を注ぐと、人は皆美しくなる〜>
照子先生の「美容的な生き方」とは、自分を愛し、人に優しく生きていける。そんな生き方のことを定義しています。
ライフステージの変化と共に心と体に様々な変化が起こる女性は、自分で自分を愛し、満たしてあげることが大切…
そうはいっても、忙しい日々の中で意識するのはなかなか難しいのではないでしょうか。
そこで改めて意識していきたいのが肌のお手入れ。肌を潤すと心も潤う…顔と心は直結しているのです。
「皮脳同根」
私もこれまで美容に関わってきましたが、初めて知る言葉でした。
皮膚と脳・神経の一部は、胎児のころ細胞分裂を繰り返すなかで同じ層で作られ、「きょうだい」のような同じルーツを持っているそう。
「ひとりの人間というものは全てが皮膚で繋がっていて、それは脳を薄くのばしたようなイメージ。」
照子先生の説明に、これまでの自分の体に対する感覚まで変わっていくようでした。このように考えると、「保湿は心の潤いとつながっている」というのも納得です。
先生は東日本大震災の時に、被災地へスキンケアセットを送ったと伺いました。
心が苦しい状態だと肌も乾いてしまう。でも逆に、お肌を潤すことで心のケアをすることもできる。
どちらが先かの違いなだけで、「手当て」という言葉のとおり、保湿、そして優しく触れるという行為には、とても素敵なパワーがあるのだと感じました。
そして皮膚は、身体の内外を結ぶ人体最大の臓器(広げるとたたみ二畳分にもなるそうです!)として、排出という役割も担っています。
なかでも頭皮は、皮膚全体から分泌される油分の約60%を排出する、特に油にしか溶けない有害毒素の排出器官と言うことができるそう。
頭皮のケアをすることは、「デトックス」として頭から全身、そして心にまで影響を及ぼす、美容と健康をつなぐ大事なケアだったのです。
美容は心と体の健康づくり。私も日々の活動のなかで、しっかり伝えていきたいと思いました。
<スキンケアとヘアメイクで引き出す「印象と魅力」>
いよいよデモンストレーション。今回は偶然、レポーターの私がモデルを務めさせていただくことになりました。
まず驚いたのは先生の手の心地よさ!失礼ながら思わず手を握ってしまったほど、先生の手はふっくらと優しく、ご自身にも愛情を込めてケアをする、という実践によるものなのだなと感じました。
そして先生はそのご経験から、巡りケア「蒸しタオル美容」をすすめていらっしゃいます。
暖かいタオルに包まれ目を閉じると、血流はもちろん、緊張していた心までほぐれていくようでした。
「我が子を洗ってあげるように、手つきに愛情を…」
手全体を使った優しいマッサージとスキンケアに、「皮膚と脳は繋がっている」ということを実感する、とても贅沢な時間でした。
その後は先生の解説を受けながら、メイクアップアーティストの方にメイクをしていただきます。
そのなかで、私がコンプレックスに感じていたことが実は魅力であったり、自分と他人のイメージが違っていたりと、印象分析の研究をされている先生ならではの、「印象とは魅力。目指すべきは印象を表現できる魅力人」という内容が、とても心に残りました。
乾かさないという意識や、メイクに関する考え方もここには書ききれないほど教えていただきましたが、何より「新しい私らしさ」に出会えたことが、素晴らしい体験になりました。
「多幸感がある!」「すごく似合ってる!」と声をかけてもらえることも、嬉しいものです。
そして、私自身に合ったもの選び、方法でしていただいた仕上がりはとても軽やかで、内面と外見も巡っているような心地よい感覚でした。
毎回のことですが、気付けばあっという間の楽しい講義。
こうして自分の内面と向き合い、外見も磨いて輝いていく。
自分を満たしてあげると、人のことも大切にできる。
これからも「美容的な生き方」を通して、大きく貢献していける自分を目指していきます。

橋本奈美









