講義レポート

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講義日:2026年9月9日

第8期9月 惠美初彦先生による第5回目講義「五点要録 - 強み設定局面」


こんにちは!アマテラスアカデミア第8期生の小澤です。

第5回特別講義「五点要録 - 強み設定局面」についてレポートいたします。

8月は講義がお休みだったため、今回は2ヵ月ぶりの講義となりました。

講義のない8月にも、同期メンバーで実際に集まり、交流する機会に恵まれました。講義の場だけでは知ることのできないお互いの一面に触れ、今回再び集まった際には、これまで以上に距離が縮まり、関係性が一段と深まっていることを実感しました。

異なる経験や価値観を持つ同期と考えを交わし、自分にはなかった視点をもらいながら、ともに学びを深めていけることも、この場所で得た大切なものの一つです。

それでは、本題の講義レポートをお届けいたします!



<自分の中から、大切なものを選び取る「五点要録」>


今回の講義では、惠美初彦先生より「五点要録」という手法を用いて、自分の強みを明らかにする方法について学びました。五点要録とは、あるテーマについて広く情報を出し、その中から最も重要だと思われる5項目を精選する手法です。

まず、内省しながら情報を「単位文」として10〜20文程度書き出します。そこから何度も読み返し、「拾いたい」と感じる項目を繰り返し選択する「反復収集」を行い、最終的に5項目まで絞ります。さらに、その中から最重要項目を選び、「主文」へと落とし込んでいきます。

興味深かったのは、最初から正解をつくるのではなく、まず自分の中にあるものを出し、そこから何度も「選ぶ」ということです。

答えを求められると、私たちは社会的に望ましい言葉や、他者から評価されやすい言葉を無意識に選んでしまうことがあります。しかし、何度も選び直し、削ぎ落としていくことで、自分にとって本当に大切なものや本心に近づいていく。そのプロセス自体に、五点要録の意味があるのだと感じました。


<「自分の強み」を知るということ>


今回、五点要録を使って向き合ったテーマは「自分の強み」でした。

自分の中にあるものを一つひとつ言葉にし、選び直していくと、単なる得意・不得意だけではなく、自分が何を大切にし、どのような考え方で物事を選択してきたのかも見えてきます。

自分の強みを知ることは、自分を評価するためではなく、自分自身を客観的に知り、その力を「何のために使うのか」を考えるための入口なのだと思いました。


<「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」>


講義の中で特に印象に残ったのが、「アンパンマン」のお話です。

子どもたちに親しまれている「アンパンマンのマーチ」には、「なんのために 生まれてなにをして 生きるのか」という、人生の根本にある問いが込められています。

さらに歌の中では、「なにが君のしあわせ」「なにをしてよろこぶ」と問いかけます。

子ども向けの歌でありながら、その問いは決して単純なものではありません。むしろ子どもにこそ、「何のために生きるのか」「自分にとって幸せとは何か」という根源的な問いを投げかけているのだと感じました。

このお話を伺い、「自分の強み」を知ることの意味も、より深く理解できたように思います。


自分には何ができるのか。

何をしているときに喜びを感じるのか。

そして、その力を何のために使うのか。


強みを知ることは、単なる自己分析ではなく、自分自身の生き方を考えることにつながっているのだと思います。


<「何ができるか」から「何のために生きるか」へ>


今回の「自分の強み局面」は、次回の「理念設定局面」への橋がかりでもあります。

理念設定局面では、「何のための人生でありたいか」をテーマに、自分の強みを活かしてやってみたいこと、努力を惜しまず打ち込めること、そして世の中の役に立つことという三つの方向から内省していきます。

「自分には何ができるのか」から、「その力を何のために使うのか」そして、「何のための人生でありたいのか」へ。

今回の講義を通じて、自分の強みを知ることはゴールではなく、自分の人生の目的を考えるための出発点なのだと感じました。

次回の理念設定局面では、「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」という問いに改めて向き合いながら、自分なりの答えを探していきたいと思います。

今回も、貴重な学びの機会をいただき、ありがとうございました。

寄稿日:2026年9月18日
リポーター

小澤茉子