講義レポート

report
講義日:2023年11月6日

第5期11月 特別講師講義レポート(フューチャー株式会社 CEO金丸様)

■特別講師
フューチャー株式会社 代表取締役会長兼社長 グループCEO

金丸恭文氏

第7回特別講義は、ATA5期生の吉原 麻衣がお伝えしてまいります。

第7回の特別講師講義を担当してくださったのは

ATAの顧問でもある、フューチャー株式会社 代表取締役会長兼社長 グループCEOの金丸さんです。

今回は、 Change to Innovationと題し、

金丸さんの起業家・経営者としての視点で女性としてリーダーシップを発揮していく私達にビジネスの変革や起業家精神など、実例を交えた密度の高い様々なお話をいただきました。

ビジネスは楽しく!

35歳のときに起業をされた金丸さんが当初、2人で設立した会社の事業に触れながら、今でも変わらないビジネスの本質について、冒頭お話いただきました。

その中でも「ビジネスは楽しく」をモットーに掲げ、会社のチーム作りのお話に。

【起業家】と【発明家】の集団にし、会社を強く成長させていったというエピソードが非常に印象的でした。

フューチャーグループでは、企業のDX推進や経営改革のパートナーという経営方針のもとで、

長年培ってきた業務とテクノロジーのノウハウをグループで応用し、マーケティング、EC、教育、スポーツ、ゲーム、デザインの分野で新しいサービスを展開されています。

企業のDX推進の例として、大手物流会社のDX化を促進することでコストを下げ、大幅に流通量を拡大していくITテクノロジーの活用のお話もあり、

まさに業界を変革していくとはこういうことか!と概念を覆されるような衝撃を受けました。

戦略の本質とは?

そんな金丸氏の戦略の本質として

<差別化><非参入分野><非ターゲット顧客><非ターゲット商品>

この4つの視点について具体的な説明をいただきました。

例えば、非ターゲット商品について、コンビニの商品開発のお話を挙げていただきました。

利用顧客の層を分類していく際に、通常ターゲットとしている層ではなく、【その他】の利用者50%以上を占めているデータに注目。

そこを分析していくと、その他の利用者の大半がビジネスマンということが分かり、

その層に注力した商品開発に活かしていくという視点に活かす、といった部分が戦略的の本質に繋がるという実例でした。

会社経営を2人で始めた理由

現在2887人の従業員を抱えるフューチャーグループのCEOを担う金丸さんも創業時は、技術職の社員1名と技術職以外のことは全て対応されていたというエピソードも。

ATAでは女性リーダーとしてこれから独立や法人を持ちたい、リーダーシップ力を付けていきたいというメンバーも多く、それぞれが今後のキャリアを考えていく上で非常に実践的な内容が詰まっていました。

特に印象に残ったことは、会社経営をする際の、【パートナー選び】の基準について。

講義後の質疑応答でも話題になった際には、自分とパートナーで100%になるよう役割を分けること、

機長と副機長、といったような関係性をはっきりしておくこと、

最初は役割を拡散させず、それぞれの役割に集中すること

といったような、非常に具体的な極意もいただき、メモが止まらない状態に。

私自身、現在社外で法人向けのキャリア支援を3名で開始・運営をしていますが、当初はあえて役割を分けず、やりたい人が手を挙げてやる、という形を取っていました。ただ実際に進めていく中で、徐々に3名の役割を分けていくと、徐々スムーズになっていきました。

これから事業を進める上でも、それぞれの専門性を磨き、役割を最初に明確にして、全員が、同じ目的に向かっていけるようにしていきたいと強く感じたエピソードでした。

アントレプレナー精神の磨き方

後半では、新しい事業の創造意欲と、高いリスクに果敢に挑む姿勢としてのアントレプレナー(起業家)精神の磨き方についての講義をいただきました。

特に印象に残った言葉としては、

 「マイノリティを恐れないこと」と、

 「逆境や危機は成功が来たと思って乗り切ること」というメッセージでした。

失敗を恐れ、新しいことにチャレンジすることに時に臆病になってしまったり、異論があっても発言に躊躇してしまうようなシーンもありますが、起業家精神を持つことは会社を自分で興すゴールはなくても、どんな組織にいても、自分らしく生きることに通じるんだと、メッセージを聞いて、勇気をいただいたような気がしています。

私自身、そんなアントレプレナーシップを持って、これからの40代に向け挑戦を続けていきたいと思っています。

最後にご紹介いただいたマクドナルドの創業の父である、故・レイ・クロックの名言。

それは、「成功のカギを握っているもの、それは、ねばり強さと強い意志だけ」という言葉でした。

どんなに天才でも、素晴らしい偉業を成し遂げていくにも、

勝つためには、【忍耐力】と【意思決定力】を磨いていくこと。

最後にそんな力強いメッセージをいただきました。

来月はいよいよ自分自身の使命・志を5年後のゴールを見据えて言語化をしていくこととなりますが、アマテラスアカデミアのこれまでの講義で得た学びを実践していくべく、明日から行動を起こしていけるような指標を、自分の手で作っていきたいという気持ちを強く持つことが出来る熱い講義でした。

このような機会をいただいたことに感謝して、最終講義に臨んでいきます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

寄稿日:2023年11月30日
リポーター

吉原 麻衣
人材会社・法人営業職(採用支援・転職支援)/キャリアコンサルタント